ボン子は見た。

たくさんの電源コードがとぐろを巻いている我が家のデスクスペースは、
噛み噛み女王のボン子にとってキケン地帯。

入って来れないようにバリケードで封鎖していますが、
とーちゃんの仕事っぷりが気になるようで、
気配を感じて振り向くとそこには家政婦ボン子がひょっこり。

「しっかり稼いで、ボンのオモチャ買ってくれ〜」

ボン子の視線に尻を叩かれ、仕事に精を出すとーちゃんなのです。

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